ハートカズラの植え替え&ふやし方
小さなハート型の葉がチェーンのように連なって垂れ下るハートカズラ
冬を越して葉が落ちたり、茎が伸びすぎたり
一年に一度、5月~7月頃は植え替えに適しています。
今回は根が密集して窮屈な鉢を株分けして植え替えました。
伸びすぎた茎を使ってのふやし方なども紹介します。
ハートカズラ
別名:ラブチェーンとも呼ばれ、恋が実る植物と言われています。
原産国:南アフリカ
ハートの葉っぱが可愛くて、比較的育てやすい観葉植物です。
育て方の基本は、乾燥気味に育て、土が乾いてから2日後くらいに水やりをします。
耐寒温度は約5℃なので室内の明るい窓辺などが適しています。夏場は半日陰が適しています。
生育適温は20℃で、5月ごろに植え替えや挿し芽などで増やします。
水やり:冬季は葉にスプレーなどで水やりし、春から秋までは土が乾いた後2~3日してから与えます。
肥料:春から秋に1~2カ月に1回置き肥、2週間ごとに液肥を施します。
ハートカズラの植え替え
ハートカズラは根詰まりしてくると新しい芽が出てこなくなったり、根腐れの原因となってしまいます。
また、ツルやむかごの成長もはやいので、根の張りも早いので一年に一度植え替えをしましょう。
ハートカズラは気温が20℃くらいになる5月から初夏が成長期なので、今がちょうど植え替えどきになります。
写真の鉢は数年放置していたハートカズラです。
窮屈な鉢に大きく成長したムカゴが6個ほど密集しています。
ここまで根詰まりしてくると新しい芽も出ず、葉への栄養も乏しくなって茎だけが長く伸びてしまっています。
一回り大きな鉢への植え替えと同時に、長く伸びてしまった茎をカットして増やします。
鉢から出すと大きなムカゴがぎゅうぎゅう
予想通りの根詰まりです。これじゃあ栄養も行き渡らないですね。
ぎゅうぎゅうのムカゴをやさしくひき離して株間を広くして一回り大きな鉢に植え替えます。
ムカゴは直径2~3cmくらいに成長していました。
伸びすぎたツルをカットして30cmほど残しました。
ツルを土の上にくるりと巻いて乗せておきました。
ツルについている小さなムカゴからも根が出てくるハズ。
植え替えたらたっぷり水やりをします。
ハートカズラを挿し芽で増やす
茎に葉を2~3枚残して3節くらいでカットします。
小さな丸いムカゴも土にころがしておくと根が出てきます。
切り口を土に挿し、茎をくるりと丸めて土に乗せておきます。
ハートカズラを水挿しで増やす
3節あたりでカットした茎を水挿ししておくと根がでてきます。
根が出てきたら鉢に植えます。
水挿ししてから約2週間後
新しい小さな葉っぱと根が出てきています。
環境にもよると思いますが、今回はこの水挿しが一番早く沢山芽吹きました。
ハートカズラを可愛くかざる
棚の高い位置から垂らして
ハートが降ってきたみたいで素敵
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